材料(4人分)
ドーバーソール ※舌平目でも代用可(1切れ80~100g) | 4枚 |
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バターまたはオリーブオイル(魚のソテー用) | 適量 |
プチトマト | 8個 |
ズッキーニ | 120g |
オリーブオイル | 大さじ1 |
塩(味付け用) | 適量 |
マッシュポテト
じゃがいも | 中3個 |
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バター | 30g |
牛乳(生クリーム) | 50ml |
塩・こしょう | 適量 |
カレーバターソース
バター | 100g |
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生クリーム | 200ml |
カレー粉 | 大さじ1 |
作り方
ズッキーニはさいの目に切る。フライパンにオリーブオイル大さじ1を熱して炒め、塩で味付ける。
プチトマトを100°Cのオーブンで皮に切れ目が入るまで熱し、皮をむく。
じゃがいもの皮をむき、水から「やわらかめに」茹でる。
温めた牛乳をすこしずつ加え、よく混ぜ合わせる。次に、バターを加え、よく混ぜ合わせてから塩・こしょうで味を整える。
カレーバターソースをつくる。フライパンにバターを溶かし、色が変わる前にカレー粉を入れる。さらに生クリームを加え、よくかき混ぜて、塩で味を調える。
ドーバーソールはクッキングペーパーで水気を取り、塩をふる。あらかじめ熱しておいたフライパンにバターかオリーブオイルを入れ、片面約2分ずつ、両面にこんがり焼き色がつくまでソテーする。
お皿に温かいマッシュポテトを盛り付け、ソテーしたドーバーソールを上にのせる。仕上げにカレーバターソースをかけ、ズッキーニとプチトマトを散らす。
オランダは緯度の高い位置にあって冬が長いので、伝統料理といえば、冬の寒さに冷えた体を温めるメニューが並びます。
また北海に面した海の恵みを受け、ニシン漁やカキの養殖も盛ん。新鮮な魚を楽しむことができるのも特徴です。
Haring(ハーリング)
ハーリングとはニシンのこと。1日塩漬けした生ニシンを塩抜きし、そのまま食べる。玉ネギのみじん切りやピクルス、レモンを付け合わせたものが、街中のマーケットや魚屋さんで売っており、しっぽの方から持ち上げて頭からかぶりついて食べるのがオランダ流。
Hachee(ハーシェ)
牛肉とタマネギのビーフシチューのようなもの。バルサミコ酢や赤ワインを加えて、焦げ付かないよう注意しながら弱火で2時間ほど煮込み、クローブという香辛料で香りづけ。別に茹でたジャガイモや赤キャベツと一緒に食べる。
Erwtensoep(エルテンスープ)
冬の定番料理。ソーセージ入りのエンドウ豆のスープで、スーパーでは缶詰も売られている。スープの中でスプーンが立つくらいしっかりと煮込まれ、こってりした食感。オランダ語では「スープを食べる」と表現される。
Stamppot(スタンポット)
オランダ家庭料理の代表メニュー。ジャガイモと野菜を茹でてつぶし、塩、こしょうで味付けして、温めた太いソーセージやミートボールと一緒に食べる。他国のマッシュポテトと異なり、バターやミルクは入れない。肉じゃがのルーツとも言われている。